左利きとギターの出会い:Fender Jazz Bass '62 Model from Shinsaibashi

“Fender

大学在学中 1988年頃に購入した Fender Japan の Jazz Bass です。

中古で格安で入手しました。

当時まだ Bass は弾いたことがなかったのですが たまたま見つけてしまいまして。

逃すと手に入らないかも知れないということでその場で購入しました。

Specification

  • Body:Alder
  • Neck:Maple
  • 指板:Rose Wood
  • Nat幅:39mm
  • Scale Length:25.5"(約647.7mm)

「E」から始まる Serial No. のフジゲン製時代の個体です。

Neck の反りが酷かった

購入した心斎橋の今はなきALEXさんというお店は購入したらその場でneckと弦高調整をしてくれる素晴らしいお店でした。

しかしまだ若い個体だったからかネックの反りに悩まされました。

何度かお店に持っていたり自分でも方法を覚えてこまめに調整をしてやることで数年経って安定してきました。

Guitar もそうですが 弦の Tension が強い Bass のNeck はとてもより強い負荷を受けるので Delicate です。

若い楽器は特にこまめに調整をして良い状態を維持するようにしておくと 数年でいい感じに安定してきます。

The Triple Bogey formation II

この Bass を初めて Stage で弾いたのは The Double Bogey の前身 The Triple Bogey の時代です。

The Triple Bogey は元々以下のtrio編成でBlues Rock を演奏していました。

  • bogey#1 : Guitar & Vocal
  • bogey#2 : Bass
  • bogey#3 : Drum

これを以下のように Rotation したのが Formation II でした。

  • bogey#3 : Guitar
  • bogey#1 : Bass & Vocal
  • bogey#2 : Drum

これで The Police の Cover をしていた時期がありました。

The Police は Trio という Rock の最小編成で Rhythm の一体感と音の 広がりを演出する Arrange が素晴らしく とても演奏のし応えがありました

Fretless 化改造

それから25年ほど経った 2025年5月 かねてからやってみたいと思っていた Fretless 化改造 に出しました。

弾きこなせるかどうか不安ではありますが Fret付き Bass は数年前に購入した Hofner 500/1 があるので思い切って挑戦することにしました。

依頼先はいつもお世話になっている Wade Instruments さんです。

以下内容をお願いしました

  • Fretless 化(Coatingなし)
  • Neck順反り修正
  • 弦高下げる
  • Octave調整
  • ピックガード制作(透明 Brown1枚もの)
  • 内部電気配線の見直し

改造結果

改造後の Bass を目にしてまず思ったのが Fletress の肝である指板がとても滑らかに仕上げられていること。

指板の Rose Wood 材が思いのほか上質なものであることを改めて実感できました。

そして Fletress 初心者の僕でも弾きやすい絶妙な弦高。

曰く「低くし過ぎない方が High Position を弾いた時に Wood Bass のような響きがして良い」のだそうです。

この辺りはじっくり弾いて試してみたいところです。

そして些細なことかもしれませんが Pick Guard の Design。

僕は元の擬似鼈甲柄?のような模様が好きではありませんでした。

可能な限り Simple かつ Jazz Bass の Traditional な美観を損なわないものを目指して透明 Brown の素材でお願いしました。

実際の仕上がりは期待以上で元より厚めの財に周囲の面取りが丁寧にされています。

それが Simple でありながら Flat で無機質な Fender Bass の Topで良い Accent になっています。

Wade Instruments さんにお願いしてよかったです。

じっくり大事に弾いていきたいと思っています。

“Fender