左利きとギターの出会い:Eastman PCH2-TG-CLA Traveler at Wade Instruments Osaka

“Gibson

予備校生の時に買った Cat's Eye 依頼 2本目の金属弦 Acoustic Guitar です。

これもES-335同様 右利き用ギターの左用改造です。

お世話になっている Wade Instruments さんにて

出会いは 2025年5月にEpiphone を改造に出しに行った大阪市東淀川区にある工房 Wade Instrumentsさんでのことです。

Wade Instruments さんは Benedetto Bravo はじめ何本かの Guitar の修理・調整でお世話になっています。

ところが店主の上田さんがお店を閉じられ 若い経営者に引き継がれるとの投稿されていました。

僕はちょうど Fender Japan の Jazz Bass のFretless 化をお願いしたいと思ってましたので慌ててご連絡を取りました。

しばらくは週に3日ほど工房におられるということで早速 Jazz Bass を持っていき改造をお願いしました。

そして後日 改めて追加で Epiphone Emperor Ⅱ の改造を依頼するために訪れた時に出会いが待っていました。

Gibson LG-2 との出会い

お店に着いたところ 1人のお客様が上田さんと 1本のAcoustic Guitar を前に談笑しておられました。

そのお客様はそのGuitarをAuctionで入手されたそうです

しかし 状態があまりよくないと思われて修理・調整の依頼に来られたのでした。

お話を聞いていると その Guitar は Gibson の LG-2 という Modelとのこと。

上田さんのおっしゃるには1940年代頃に発売された初心者向けのいわゆる Student Model だそうです。

3/4 Size の Short Scale というのは実は弾きやすいだけでなく鳴りもとてもいいのだとおっしゃってました。

確かにその場で弾いて聴かせていただいた音は小さな Body からは想像ができないふくよかな Sound でした。

僕は初めて見た LG-2 にすっかり魅了されてしまいました。

Internet 検索で Eastman PCH2-TG-CLA Traveler に出会う

僕はその場で iPhone を使ってネット検索していました。

本物の LG-2 はとても高価ですし球数が少ない。

更に左用が見つかる可能性は低い。

ましてや Vintage を左用改造するのは抵抗があります。

ですので「3/4 Scale アコースティックギター」などで検索して似たものを探しました。

その中で目を引いたのがこの Eastman PCH2-TG-CLA Traveler でした。

Eastman には馴染みがあった

僕は Acoustic Guitar にはあまり興味がなく所有していたのは1本だけ。

本格的に Guitarを始める前に買った Cat's Eye でした。

一方で Electric とはいえ セミアコ・フルアコ・セミソリッドばかりを買い集めてきた「箱ものマニア」でもあります。

なかでも日本に入り始めた初期に入手した Eastman のフルアコはその鳴りの良さに魅了されててした。

Eastman Brand には親近感と信頼感を持っていました。

思わずその場で発注しそうになりましたが 一旦 Cool Down して帰宅。

他の選択肢を比較検討した後「やはりこれだ!」となり発注しました。

Gibson 好きには Eastman がねらい目かも

Eastman は Body 形状まで そのまま真似た Copy 品はつくっていません。

しかし Gibson に準じた Size・Hardware 構成・Spec の商品を Lineup しています。

価格も Gibson ほど高くなく Cost Performance がよいです。

フルアコ・セミアコ含め Gibson 好きが選ぶ 箱もの Guitar の選択肢としては狙い目かもしれません。

左用に改造

僕が買った PCH2-TG-CLA Traveler は右利き用ですので当然左用への改造が必要になります。

これはもちろん上田さんにお願いをしました。

  • ナット交換
  • Bridgeつくりなおし

試奏もせず Internet での購入でした。

結果的には Body + Neck の Size 指板+フレットの感覚がとても弾きやすく良かったです。

長く弾き続ける Guitarになりそうです。